初めまして! 今年の6月に入社した冨田です。
入社して、早くも4ヶ月が経ちました。初めてブログを書く機会が来ました!
最初のテーマは、「RubyWorld Conference 2023に参加!!」です。Rubyが生まれて30年、RubyWorld Conferenceが始まって15年という節目を迎えた今年、参加することができて良かったです。
初日の冒頭では、「歴史から学ぶ」というテーマでRubyの生みの親である”まつもとゆきひろ”さん(以下、Matzと呼ばせていただきます)の基調講演から始まりました。
今までのRubyの歴史・将来のRuby・OSSコミュニティについてなどをわかりやすくお話していただきました。
特に印象的だった部分は、
We are f**ed unless we can come up with something that will excite the community, because everyone’s getting bored and going off and doing other things
「コミュニティを刺激するなにかがないと、興味を持つ人が減って、他の分野に流れてしまう」のような意味合いがあると思いますが、技術が日進月歩で発展していく中で、どのように刺激的なことを起こしていくのかという部分がとても興味深かったです。
Rubyが生まれて30年という節目で、Hype CycleのPlateau of Productivityに突入しています。これは、技術が広く受け入れられて安定期に入った段階を指します。
Matzは、技術の成熟が進み、安定期に入った段階が停滞期になっていないかと危惧していました。Rubyが更なる発展を遂げていくためには、より魅力的な言語・コミュニティになっていく必要があります。
現在、Rubyをメインに勉強している私としては、Rubyの発展のために積極的に参加し、貢献していけるよう努力していきたいなと感じました。
また、別会場では多くの企業が出展しており、各企業ブースも見学させていただきました! 特に印象に残ったブースは、Smalrubyとmruby/cを使ったMatz葉がにロボコンを共催する「しまねOSS協議会」でした。
松江工業高等専門学校の主催で、第1回 Matz葉がにロボコンが開催されるようで、ブースで宣伝を行っていました。興味のある方は紹介ムービーをぜひご覧ください。
動画の紹介でもあるように、白線に沿って動いていくようにプログラミングしていくのですが、多足歩行ロボットなので、揺れによってセンサが動いてしまい、なかなか思い通りに進まないという絶妙な難しさが良いみたいです。
メインは、小学生をターゲットとしていますが、中学生以上のオープン部門があるそうなので、一度挑戦してみたいなと思いました!
その時は、スクラッチではなく素のRubyを使ってプログラミングしてみたいと思います!
以上で、初めてのブログ記事を締めたいと思います。ありがとうございました〜
写真は、本物の松葉がにです(Matz葉がにではありません)