新型コロナによるWYRDの働き方の変遷

社内

代表の大越です。

2020年1月のダイヤモンド・プリンセス号で新型コロナ感染者が出始めてから早1年半が経過しました。今回のブログでは、その間でWYRDの働き方がどう変わったかを振り返りたいと思います。

 

まず前提として、コロナ禍前のWYRDでは、基本オフィスに出社して仕事をするスタンスでしたが、大雨・大雪・台風の予報が出ている時などは「無理に出社せず在宅勤務にしましょう!」といった感じで、年に4,5回くらいは在宅勤務する日がありました。

また、一部のメンバーは既に週2,3日在宅勤務を導入していたり、移動が多いメンバーはモバイルwi-fiを持ち歩き移動中にリモートワークしたり、クライアント先と自社オフィスで半分ずつ仕事したりと日頃からフレキシブルにリモートワークする環境はありました。

 

1回目の緊急事態宣言期間前(2020/2/17~2020/3/31)

2020年2月17日、新型コロナウィルスの市中感染が確認されたため、満員電車等での感染を防ぐため2月末までの2週間について原則在宅勤務とするよう社員に通達。

2月末になっても感染状況は収まらず、引き続き3月についても1ヶ月間在宅勤務を継続。
※クライアント先での作業についても調整のうえ、順次在宅勤務にシフト

前述したとおり、元々リモートワークする環境はあったので在宅勤務通達を出した際も特に何かを用意することなくスムーズに在宅勤務にシフトすることができました。

 

1回目の緊急事態宣言期間中(2020/4/7~2020/5/24)

4月になると状況はさらに悪化し緊急事態宣言が発出されたので、その期限にあわせ5月末まで在宅勤務を延長。4/1入社メンバー2名も顔合わせをして翌日からいきなり在宅勤務となりました。

 

ここまで3ヶ月半の在宅勤務通達を出してきましたが、社員全員がフルで在宅勤務できたかというと、各社員が抱える固有の問題により在宅勤務できないメンバーもいて、必ずしも在宅勤務が歓迎されるわけではありませんでした。

・同居家族の関係で家で在宅勤務できる環境がない
・子供の学校がオンライン授業となり自宅回線の取り合いとなる
・東京の狭い家では在宅勤務用の自分スペースを自宅に確保するのは難しい

 

1回目の緊急事態宣言期間後(2020/5/25~2020/8/31)

1回目の緊急事態宣言が明けた2020/5/25の東京都の新規感染者数は7名。

今では考えられないくらい少ない数字です。

 

感染拡大が収まってくると各クライアントや各プロジェクト毎に徐々に元に戻す話しが出始め、弊社クライアントでは2社から現場での作業に戻す方針の話しがありました。

ただ、どちらもフルで現場作業というわけではなく、週2日現場作業で週3日はリモート作業となりました。

S社:週2日現場⇒月1日現場(緊急事態宣言中)⇒週2日現場
M社:週5日現場⇒完全在宅勤務(緊急事態宣言中)⇒週2日現場

その他のクライアントでは、引き続きリモートワークを継続だったり、これを機にオフィスを縮小し完全リモートワークにシフトするクライアントもでてきました。

 

6月以降のWYRDメンバーの働き方としては

・毎日オフィス勤務(家庭事情により在宅勤務できない)
・週に1-3回オフィス勤務(クライアント都合・若手社員の育成事情)
・ほぼ在宅勤務

このような感じで分かれました。

少ない日は2,3人出社、多い日でも5,6人出社といった感じですね。

 

こうなると16席の執務スペース、2つの会議スペース、リフレッシュスペースを備えているオフィスの賃料がもったいないと感じ始めました。

WeWorkやRegusなどコワーキングスペースへの移転も検討したのですが、15人規模から5,6人規模への縮小は思いのほかコストメリットが出なかったので、移転せず残ることにしました。(今となってはオフィス移転しなくてよかったと思っています)

 

GoToトラベル/GoToイート開始(2020/9/1~)

東京都の新規感染者数が100名前後で推移する中、世の中はGoToトラベル/GoToイートで盛り上がり始めました。

ちょうど在宅勤務を初めて6ヶ月経過した頃ですね。

この頃になると、日本政府の経済復活施策もあって外出することに抵抗もなくなり、気分転換や運動不足解消を理由にオフィスに出社する人も増えました。

少ない日は変わらず2,3人出社、多い日は10人近く出社する日も出てきました。

 

この頃から、WYRDメンバーの働き方として、オフィス勤務・在宅勤務は本人に任せることにしました。

個人個人で抱えている問題も異なり、一概に「オフィス勤務がいい!」「在宅勤務がいい!」と言えないので、自身で一番パフォーマンスが高く出せる働き方を選択してもらうことにしています。

※若手エンジニアはパフォーマンス次第で出社要請あり

 

ちなみに直近の2021年8月の状況はこのような感じになっています。

・毎日オフィス勤務(33%)
・週に1-3回オフィス勤務(50%)
・ほぼ在宅勤務(17%)

パフォーマンスをきちんと出せる方については在宅勤務も認めています。

 

中途採用募集中!

WYRDでは年間通して中途採用の募集をしております。

2011年よりワークライフバランスを意識した経営に取り組み始め、エンジニアのパフォーマンスを重視した働き方を試行錯誤検討してきました。

前述したように新型コロナをきっかけに在宅勤務もだいぶ進み、社員それぞれがパフォーマンスを出せる最適な環境で働くことができます。

WYRDに興味を持たれた方、求人応募お待ちしております!

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