Kaigi on Railsに参加しました! 〜2年目エンジニアの視点から〜

Ruby

こんにちは、山屋です!

先日、Kaigi on Railsに参加しました。

特に印象に残った講演や、エンジニア2年目という段階で参加してみての感想について書こうと思います。

印象に残った講演

Railsの仕組みを理解してモデルを上手に育てる – モデルを見つける、モデルを分割する良いタイミング –

以前チーム内でリファクタリングや設計をする機会があった際に苦戦したので、設計力をつけたいなと思って参加しました。

モデルを分割する良いタイミングとして、「validatesメソッドに条件分岐が発生したとき」というのは分かりやすいな〜と思いました。

このまま進めるとだんだんしんどくなってしまうそうです。(たくさんご経験されたんだろうな…と想像してしまいました)

あと繰り返し仰っていたのは「RailsにService層を入れるのはできるだけやめてほしい」ということです。
層が決まっているのはRailsのメリットであり、増やしてしまうとチーム内での理解や認識がバラバラになってしまいがちとのことです。
(基調講演でも抽象を追加する際には層を増やすのではなくアーキテクチャのどこかしらの層に入れましょうと仰っていましたね)

つまりRails wayに乗りましょう。

Identifying User Identity

Userモデルは主キーid以外必要ないのでは?「ユーザーが存在している」ということだけ分かれば良いのでは?というお話でした。

idさえあればUser関連のほとんどの操作や分析はできるしユーザー名やメールアドレスなどは別のテーブルに分ければ扱いやすくなる、とのことで、……なるほど!と膝を打ちました。

まだ業務でその機会があるかは分かりませんが、何か大きな機能を追加するときに「存在していること」だけを表すモデルを作るアプローチはアリかなと思いました。

ワークショップ: Rackを理解しRailsアプリケーション開発の足腰を鍛えよう

Rackワークショップに参加しました!

こちらについては長くなりそうなので、また別記事に記載しようと思います。

面白かったです!

エンジニア2年目で参加してみてどうだったか

正直な感想として、「思ったより理解できたな」と感じました。

興味のある講演を選んで聞いていたというのもありますが、スピーカーの方が伝えたいことはおおむね理解できたのではないかと思っています。
スクールに通っていた頃にオンラインで見ていたRuby Kaigiや1年ほど前に参加したRubyWorld Conferenceは、お恥ずかしながらあまりわからなかった…という感想でした。

しかし今回のKaigi on Railsは業務で実際に経験した場面についての内容も多く、全体的に理解度が上がったなという感覚がありました。

スピーカーの方の経験を聞いて業務に活かせることはないかと考えたり、講演を通して新しく知った技術について深掘りしてみたいなと思ったり、純粋に面白かったです。

難しそうだしまだ参加するのは早いかな…と最初は思っていたのですが、参加して良かったです。
今後は積極的にイベントに参加してみようと思えた良い経験でした!

イベント全体を通しての感想

今回のイベントで最も印象に残った言葉は「Rails wayに乗る」でした。

基調講演だけでなく多くの講演でこの言葉が使われていました。

Rails wayを楽しく歩いていくこと、それがRailsを使っての開発における最適解なんだなということが強く印象に残りました。

まだRails wayをしっかり理解できていないのでRails wayを知るところから進めていこうと思います。これが私のKaigi on Railsの宿題です。

最後になりましたが、スピーカーの皆様、スタッフの皆様、素敵なイベントをありがとうございました!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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