最近、故障や働く現場が変わってMacをセットアップすることが多くなったので折角なので備忘録として設定内容を残そうかと思います。
環境
スクリーンショットの言語設定は英語ですが説明時には日本語で説明します。
方針
macOS を利用してる場合は通常 Time Machine を使ってバックアップや MacBook 買い替え時の移行をするが Time Machine は使用しない。
代わりに必要なものはクラウドで管理するようにする。
Xcode や Homebrew 等が必要なツールはキリがないので今回は紹介しません。
スクリーンショットの保存先の変更
スクリーンショットはデフォルトではデスクトップに保存されます。
個人的には画像はPictures以下に配置してほしいので ~/Pictures/Screenshots
にスクリーンショットの画像や動画を保存するようにしています。
方法は以下のコマンドを実行して、反映するために option + command + escから Finder を再起動します。
mkdir ~/Pictures/Screenshots
defaults write com.apple.screencapture location ~/Pictures/Screenshots
調べて初めて知ったのですが、ショートカットからでも設定が可能なようです。
キーボード入力
キーリピート
デフォルトの設定ではaを長押しすると発音記号等が入力できるようになっています。
これをオフにするためにはターミナルで以下のコマンドで設定を変更します。変更後は再起動すると長押しをしても発音記号等の入力ではなく、キーをリピートしてくれます。
defaults write -g ApplePressAndHoldEnabled -bool false
さらにリピートの速度の変更は システム環境設定 (System Preferences) の キーボード から設定できます。最速最短だと早すぎるのでその一段階下の値に設定しています。
ダブルクォート、シングルクォートの入力
デフォルトではダブルクォートやシングルクォートで囲むと終端のクォートが別の文字コードのクォートに変換されて入力されるのでコーディングしてる際はとても不便なのでオフにします。
システム環境設定 から キーボード を開き、ユーザ辞書 タブを選択します。
スマート引用符とスマートダッシュを使用 (Use smart quotes and dashes) のチェックを外します。
続いてクォートを始端と同じ終端のものを選択します。見た目は然程変わりませんがセレクトメニューの一番下です。
トラックパッド
クリック
デフォルトだと、クリックの動作は少し押し込む必要があるので、これを軽くタップするだけでクリックできるように変更します。
システム環境設定 から トラックパッド を開き、 ポイントとクリック タブを選択し タップでクリック にチェックを入れます。
ドラッグ
ドラッグする時デフォルトだと押し続けてドラッグするので、これも設定を変更して、軽いタップとカーソルの移動だけでドラッグをできるようにします。
システム環境設定 から アクセスビリティ の ポインタコントロール を選択して、 トラックパッドオプション を開き ドラッグを有効にする をチェックし ドラッグロックなし を選択します。
スクリーンセーバーとスクリーンロック
自社でもなるべく離席する際はホットコーナーを使ってスクリーンロックをしています。
設定方法は システム環境設定 から デスクトップとスクリーンセーバ を開いて スクリーンセーバ タブの左下から ホットコーナ の設定で 画面のロック
ズーム
画面共有等で一部を拡大したい時は control とトラックパッドのジェスチャーで拡大しています。
この設定は システム環境設定 から アクセスビリティ の ズーム機能 から スクロールジェスチャと就職キーを使ってズーム (Use scroll gesture with modifire keys to zoom) にチェックを入れると使えます。
SSH
-C
はコメントで自分の場合は習慣的に $MAIL/$HOSTNAME
のようなフォーマットにしています.
ssh-keygen -t ed25519 -C "your_email@example.com:mbpa2251"
ssh-add -K
vi ~/.ssh/config
chmod 600 ~/.ssh/config
~/.ssh/config
の内容は以下のようにします。
Host *
UseKeychain yes
AddKeysToAgent yes
# Host foo
# HostName 111.111.111.1111
# Port 1111
# User user_name
# IdentityFile ~/.ssh/id_rsa
# ForwardAgent yes
ファイル等の管理
普段作業している時はなるべくクラウドに同期するようにしています。普段から同期しておけば外部デバイスを使って Time Machine を使う必要がなくなります。
ここでは自分が使ってるものだけ紹介しておきます。
iCloud
macOS を使ってる人ならほぼ利用していると思いますが、iOS等と同期ができるのは非常に便利です。
1Password を使ってパスワードやMFAを管理
iCloudでもパスワード管理等はできるのですが、1Passwordの方が細かいところに手が届く感じなので使っています。
会社で1Passwordを利用していて、ビジネスプランの場合はファミリープランが無料で利用できるので、個人的なものはファミリープランの自分のアカウントで管理しています。
MFAに関して以前はパスワードとMFAは別に管理したくてAuthyを利用していましたが 最近は 1Password で積極的に管理するようにしています。理由は将来的にはパスワードレスな世の中になるので 1Password 自体はパスワード管理というより本人認証のツールへと移行していくらしいので、それならMFAも1Passwordに寄せても良いと判断しました。
Github
プライベートでもGithubを使っていているので、なるべくコード等はコミットするようにしています。
AWS S3
多少大きめのファイルで長期間保存しておきたいものはS3を使っています。Glacier とか使えば結構安く使えるのと、AWS はよく使ってて慣れてるのでS3を選択しています。
アプリのクラウドストレージを使う
最近、使い出したCADのFusion360はアカウントを登録しておけば、Fusion360のクラウドストレージにデータが保存されます。
同様に VSCode で Microsoft か Github アカウントに紐付けして、設定を同期しておきます。
Chromeの設定同期もGoogleのアカウントに紐付けしておけば拡張機能等が同期されます。
最近のアプリは結構同期されることがあるので別途設定ファイルを管理する必要がなくて簡単です。
その他SNS等
写真や動画等は、秘密にしたいようなものもほぼ無いので、 Instagram や YouTube にアップロードしています。
今回のセットアップでは使わなかった設定
今回のセットアップでは、今のところ必要性が感じなかったが、以前は設定していたものがあるので、こちらも紹介だけですが残しておきます。
CLI の sudo から TouchID をできるようにする
最近は全然使ってないですが、以前は sudo を頻繁に使うことがあったので TouchID から使えるようにしていました。 DevelopersIO の記事に設定方法がまとめられているので、必要があれば設定しようと思います。
最近、故障や働く現場が変わってMacをセットアップすることが多くなったので折角なので備忘録として設定内容を残そうかと思います。
環境
スクリーンショットの言語設定は英語ですが説明時には日本語で説明します。
方針
macOS を利用してる場合は通常 Time Machine を使ってバックアップや MacBook 買い替え時の移行をするが Time Machine は使用しない。
代わりに必要なものはクラウドで管理するようにする。
Xcode や Homebrew 等が必要なツールはキリがないので今回は紹介しません。
スクリーンショットの保存先の変更
スクリーンショットはデフォルトではデスクトップに保存されます。
個人的には画像はPictures以下に配置してほしいので
~/Pictures/Screenshots
にスクリーンショットの画像や動画を保存するようにしています。方法は以下のコマンドを実行して、反映するために option + command + escから Finder を再起動します。
調べて初めて知ったのですが、ショートカットからでも設定が可能なようです。
キーボード入力
キーリピート
デフォルトの設定ではaを長押しすると発音記号等が入力できるようになっています。
これをオフにするためにはターミナルで以下のコマンドで設定を変更します。変更後は再起動すると長押しをしても発音記号等の入力ではなく、キーをリピートしてくれます。
さらにリピートの速度の変更は システム環境設定 (System Preferences) の キーボード から設定できます。最速最短だと早すぎるのでその一段階下の値に設定しています。
ダブルクォート、シングルクォートの入力
デフォルトではダブルクォートやシングルクォートで囲むと終端のクォートが別の文字コードのクォートに変換されて入力されるのでコーディングしてる際はとても不便なのでオフにします。
システム環境設定 から キーボード を開き、ユーザ辞書 タブを選択します。
スマート引用符とスマートダッシュを使用 (Use smart quotes and dashes) のチェックを外します。
続いてクォートを始端と同じ終端のものを選択します。見た目は然程変わりませんがセレクトメニューの一番下です。
トラックパッド
クリック
デフォルトだと、クリックの動作は少し押し込む必要があるので、これを軽くタップするだけでクリックできるように変更します。
システム環境設定 から トラックパッド を開き、 ポイントとクリック タブを選択し タップでクリック にチェックを入れます。
ドラッグ
ドラッグする時デフォルトだと押し続けてドラッグするので、これも設定を変更して、軽いタップとカーソルの移動だけでドラッグをできるようにします。
システム環境設定 から アクセスビリティ の ポインタコントロール を選択して、 トラックパッドオプション を開き ドラッグを有効にする をチェックし ドラッグロックなし を選択します。
スクリーンセーバーとスクリーンロック
自社でもなるべく離席する際はホットコーナーを使ってスクリーンロックをしています。
設定方法は システム環境設定 から デスクトップとスクリーンセーバ を開いて スクリーンセーバ タブの左下から ホットコーナ の設定で 画面のロック
ズーム
画面共有等で一部を拡大したい時は control とトラックパッドのジェスチャーで拡大しています。
この設定は システム環境設定 から アクセスビリティ の ズーム機能 から スクロールジェスチャと就職キーを使ってズーム (Use scroll gesture with modifire keys to zoom) にチェックを入れると使えます。
SSH
-C
はコメントで自分の場合は習慣的に$MAIL/$HOSTNAME
のようなフォーマットにしています.~/.ssh/config
の内容は以下のようにします。ファイル等の管理
普段作業している時はなるべくクラウドに同期するようにしています。普段から同期しておけば外部デバイスを使って Time Machine を使う必要がなくなります。
ここでは自分が使ってるものだけ紹介しておきます。
iCloud
macOS を使ってる人ならほぼ利用していると思いますが、iOS等と同期ができるのは非常に便利です。
1Password を使ってパスワードやMFAを管理
iCloudでもパスワード管理等はできるのですが、1Passwordの方が細かいところに手が届く感じなので使っています。
会社で1Passwordを利用していて、ビジネスプランの場合はファミリープランが無料で利用できるので、個人的なものはファミリープランの自分のアカウントで管理しています。
MFAに関して以前はパスワードとMFAは別に管理したくてAuthyを利用していましたが 最近は 1Password で積極的に管理するようにしています。理由は将来的にはパスワードレスな世の中になるので 1Password 自体はパスワード管理というより本人認証のツールへと移行していくらしいので、それならMFAも1Passwordに寄せても良いと判断しました。
Github
プライベートでもGithubを使っていているので、なるべくコード等はコミットするようにしています。
AWS S3
多少大きめのファイルで長期間保存しておきたいものはS3を使っています。Glacier とか使えば結構安く使えるのと、AWS はよく使ってて慣れてるのでS3を選択しています。
アプリのクラウドストレージを使う
最近、使い出したCADのFusion360はアカウントを登録しておけば、Fusion360のクラウドストレージにデータが保存されます。
同様に VSCode で Microsoft か Github アカウントに紐付けして、設定を同期しておきます。
Chromeの設定同期もGoogleのアカウントに紐付けしておけば拡張機能等が同期されます。
最近のアプリは結構同期されることがあるので別途設定ファイルを管理する必要がなくて簡単です。
その他SNS等
写真や動画等は、秘密にしたいようなものもほぼ無いので、 Instagram や YouTube にアップロードしています。
今回のセットアップでは使わなかった設定
今回のセットアップでは、今のところ必要性が感じなかったが、以前は設定していたものがあるので、こちらも紹介だけですが残しておきます。
CLI の sudo から TouchID をできるようにする
最近は全然使ってないですが、以前は sudo を頻繁に使うことがあったので TouchID から使えるようにしていました。 DevelopersIO の記事に設定方法がまとめられているので、必要があれば設定しようと思います。